従来ソフトウェア開発において、テスト工程は開発担当者の役割でした。
作り手であるシステムエンジニアやプログラマーが自ら動作を確認し、バグがあれば修正をする。
一見合理的に見えますが、同時にこの慣習は「主観によるテストしかできない」「テスト自体が疎かになる」「利用者(ユーザー)が満足する製品ができない」という大きな課題を抱えてきました。
第三者検証とは、文字通り「第三者がソフトウェアを検証する」ことを指しますが、ただの第三者ではありません。
クアーズの第三者検証は「ソフトウェアテストの専門家が、第三者の視点で客観的に品質を検証する」サービスであり、ご利用いただくことにより、
「効果的・効率的なテスト」と「ユーザーに満足される品質」を最適なコストで手にすることができます。
ソフトウェアテストの専門会社として成長を続けるクアーズには、年間で多数のテストナレッジが蓄積されています。
どのようなテストにはどのような観点が必要か、どのようなプロダクトにはどのような不具合が潜みやすいのか、全ての経験と実績が次のテストに活かされていきます。
テストエンジニアにも専門家としての認定資格があります。クアーズでは、社員のエンジニアだけでなく全ての社員の資格取得を推奨し、年々有資格者は増加しています。
10年以上をかけて築き上げてきた、ソフトウェアテストのノウハウがクアーズにはあります。これを押し付けるのではなく、常にお客様のカルチャー、慣習やプロダクト特性を考慮して、最適な形で提供する事を第一に考えてきたため、お客様から頂くクアーズ評に共通するのが、「とにかく柔軟」という言葉です。
システムを構成する、機能やモジュールに対して、機能が設計した通りに動作するかをテストします。
例えば、画面を構成するパーツそれぞれの表示確認や、「テキスト入力ボックス」の入力値チェック、リンク押下時の画面遷移動作や、「ボタン」押下時の登録動作確認などを行います。
機能やモジュールを統合し、一つのシステムとして「要件を満たしているか」をテストします。
一例として、主なユースケースや業務フローを想定した「シナリオテスト」や、機能毎に利用者の操作を想定した「ユーザビリティテスト」、セキュリティテストや回帰テスト(リグレッションテスト)を行います。
エンドユーザー(発注)企業様に代わり、受入テストを行います。
一般的には最終工程となりますので、「特に重要な機能」や「影響の大きい変更部分」などに絞って、要点を押さえたテストを行います。
ソフトウェアが、複数のOSやバージョンにおいても、問題なく動作するかを検証します。
エンドユーザーにコミットした動作環境の確認時や、新端末の発売、新OSやバージョンのアップ時などにご利用ください。
お客様企業内にあるQA・テストの組織へ、クアーズのテストエンジニアが参画させて頂くサービスです。
人月単位でのご契約が基本となりますので、アジャイル型開発のQA・テストリソースの確保にも適しています。
WEB、スマートフォンアプリ、サーバー、IoT機器など製品問わず自動と手動を組み合わせて脆弱性を診断するサービスです。
診断し結果を報告するだけではなく改善方法までレポートさせていただきます。
自動化の導入検討から運用保守までご支援します。
「導入調査(テスト範囲やツール選定、運用設計)」→「環境構築」
→「スクリプト作成」→「プレ運用」→「運用開始」→「保守メンテナンス」まで、自動化テストに関わる、全てのライフサイクルをご支援することができます。
部分的なご支援もお気軽にご相談ください。
クアーズでは、NOVALYS社のテスト自動化ツール「Ascential Test」の販売代理店として契約しています。
「Ascential Test」は、ノンプログラミングでもUIテストの自動化を実現可能とした画期的なツールです。デモをご希望の場合は、お気軽にご相談ください。
「テストのパワーもノウハウも足りない」「テストはしているのにバグが減らない」「本当にこのままでリリースできるのか」などのお声を多く頂きます。
クアーズの「機能確認テスト支援」や「システムテスト支援」をご利用ください。テストの専門会社が効率的・効果的なテストでご支援します。 テスト設計だけを依頼して、テスト実行は内製で行いたいという場合も、お気軽にご相談ください。
「開発会社から納品されるソフトウェアの品質を、見極める体制やノウハウがないので、代行して欲しい」このようなご相談を頂く事が年々増えています。クアーズの「ユーザー受入テスト支援」をご利用いただく事により、ユーザー(利用者)視点での重要なポイントやシステムとして気になる部分(例:バグが多い機能や、変更部分等)の品質をコンパクトに確認できます。
年々、新端末の発売や新OSのバージョンアップなど、リリースしてからも開発当時の動作環境から、サポートする環境を増やすことは当たり前になっていますが、特にWebアプリケーションなど、ブラウザの種類、PCやスマホ、タブレットなど範囲が多岐に渡り、タイムリーな追従には大変な労力とコストを必要とします。クアーズの「多端末テスト」は、動作確認をしたい端末・OSやチェック内容をご要望頂くだけで、そのお悩みを解決できます。
昨今、アジャイル型の開発手法を採用するお客様は急増しており、この場合はアジャイルプロセスの開発サイクルの中にクアーズのテストエンジニアが参画し、継続的にご支援するというご依頼も増えています。
例えば、QAマネージャーとQAメンバーでチームを構成し、人月単位でお客様の事業所内に常駐させて頂く場合は「テストエンジニアリソース支援」をご利用ください。
打ち合わせベースで「テスト要求」を伺い、テストプラン作成に必要な情報を洗い出します。
「テスト対象(プロダクト)」「テストの目的・スコープ」「スケジュール」「対象端末」「インプット資料」など
「テスト要求」を元に、最適なテストプランを作成し、ご提案します。
クアーズのテストプランは、コストだけでなく「どのようなテストをするのかが、分かりやすい」のが特長です。また、「いくつかのプランをご用意する」「打ち合わせの中で調節がしやすい」を心がけております。
テストプランに基づき、正式に作業のご依頼を頂きます。
ここまでの過程で、詳細な業務イメージを共有させて頂けるため、安心して御発注頂けます。
テストプランに基づきテストを作成します。この工程を「テスト設計」と呼びます。
テスト観点やテストパターンを洗い出し、テスト実施に向けて条件や手順を記載した「テストケース」を作成します。 テストで必要となるテストデータの準備もこの工程で行います。
テストケースに基づき、実際にプロダクトの動作を確認します。期待する動作と実際の動作が異なる場合は、不具合として報告書にまとめて報告します。
テスト担当者は、「仕様とは合っているが、何かおかしい」と気づいた点もご報告します。
テスト活動を振り返り、テスト結果や不具合の分析、今後に向けた申し送りや引き継ぎなどを行います。
打ち合わせベースで「テスト要求」を伺い、常駐支援に必要な情報を調査します。
「テスト業務内容や役割」「体制」「期間」「開発体制」「ご予算」など。
ヒアリングさせて頂いた「テスト要求」を元に、最適なエンジニアをアサインいたします。
正式に作業のご依頼を頂きます。
アサインしたエンジニアが所定の場所に常駐し、テスト業務をご支援します。
お客様のご都合に合わせて、契約形態やロケーションをお選びいただけます。
「上流工程は常駐で、下流工程はスタジオで」「全てスタジオ or 常駐で」など、業務特性なども考慮して、
最適な契約やロケーション(拠点)を、スピーディにご提案いたします!
品質のプロ「QMO」が、開発の上流工程から品質マネジメントの課題解決をご支援します。ソフトウェア第三者検証の技術とナレッジ、プロダクトに関する専門知識やリサーチ情報を元に、「品質の作り込み」をお手伝いします。