Qコラ〜QaaS通信番外編〜(Vol/15)


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こんにちは、LinQ実行委員会です。

 

弊社の品質コンサルタントやテストマネージャから、お客様のより良い製品開発に役立てて頂けるよう、「ソフトウェアテストの手法」や、「品質向上の為のノウハウ」を、毎月第2金曜日にウェブサイト限定のコンテンツとしてお届け致します。

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第15回目「コミュニケーション能力について」

 

「コミュニケーションは苦手でも良い」

 

この言葉は、私が学生の頃に担任の先生から言われた言葉です。

 

検証の仕事に限ったことではありませんが、仕事を進める上で

コミュニケーションは避けては通れないものとなります。

 

私自身は現在もコミュニケーションは得意であるとは思っていませんが、

この言葉を利用して、良い意味で開き直って仕事を進めていると思います。

 

「苦手でも良い」だけだと、単なる気休め程度にしかなりませんが、

この時に一緒に言われたのは、

 

「例えスマートではなくても、一生懸命、誠実に伝える努力をすれば良い」

 

ということです。

 

また、これはテレビか何かで提示されていたのですが、

社会人の6割くらいは、

「自分のコミュニケーション能力について不安がある」

と感じているということを目にしました。

 

この時、

「そんな大多数の人が悩んでいるのなら

自分も悩むのも当然のことじゃないのか?」

と思い、何か気が楽になったことを覚えています。

 

ですので私は、

「コミュニケーションは上手い必要はない」

「伝えたい内容を誠実に伝えるように心がける」

を念頭に置いてコミュニケーションを考えます。

 

ただ、ここまでの内容に関しては気持ちの問題で、

「苦手だとしてもあまり気に病まずにやっていこう」

という具体的には何も解決していないスローガンのようなものになってしまいます。

 

実際には、こちらの伝えたい内容をしっかり伝えるために必要な

押さえておくべきポイントがあるのも事実です。

 

このことで私が注意しているのは、下記の3点です。

1) 最も伝えたい内容は何か

2) 自分はどこまで分かっていて、どこからがわからないのか

3) 相手からどんな返答が欲しいのか

 

仕事柄、質問という形でやり取りをすることが多いので、

それを念頭にして説明をしますが、

1)は、主題がはっきりと明示できているかどうかを気を付けます。

「AはBでしょうか?それともCでしょうか?」

という究極的には、「はい」か「いいえ」の二択になるような形まで落とし込みます。

その他の情報はあくまで補足なので、後から説明します。

 

2)は、1)を実現するためには自分の状況がわかっている必要があります。

ですので、どんな分からないことでも自分なりの理解を伝えられるように準備します。

 

3)は、一見それを考えることに特段の意味はないように思えますが、先回りの準備です。

これは、コミュニケーションをとる相手によっても変わってきます。

初めから相手のリアクションは予想できませんが、

日々コミュニケーションを重ねていくことで、

「こういう聞き方をするとこちらの狙った回答を頂ける」

「こちらの質問に対して、こういった質問や指摘が来ることが多い」

「このような形でのコミュニケーションを好んでいる」

などの傾向をつかめると思います。

 

初対面の場合は、全てに気を配りつつ細心の注意を払います。

そうしてコミュニケーションを取っているうちに

(その相手にとって)不要だと思われる要素は簡略化し、

逆に重視していると思われる部分は、手厚くするようにします。

 

コミュニケーションが苦手な人が何言っているんだという意見もあるかもしれませんが、

苦手だから得意な人よりも細かい部分を考えないと上手くできない、という考え方もあるように思います。

 

これで、全てのコミュニケーションの問題が解決するものでもありませんが、

「他の人も同じように悩んでいる」

と気持ちを楽にし、

「伝えたいことを徹底的に吟味して、誠実に伝える」

ということをしていけば良いのではないでしょうか。

 

テストマネージャ:根岸 一矢

 

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以上、【Qコラ〜QaaS通信番外編〜(Vol/15)】でした。

 

★Q☆次回は8月10日(金)更新予定です☆Q★

 

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