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Qコラ 〜ナビゲーションの検証って実は大変なんです〜(Vol/06)

2017.10.13
QaaS通信

こんにちは、LinQ実行委員会です。

弊社のQMOから、お客様のより良い製品開発に役立てて頂けるよう、「ソフトウェアテストの手法」や、「品質向上の為のノウハウ」を、毎月第2金曜日にウェブサイト限定のコンテンツとしてお届け致します。

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第6回目「ナビゲーションの検証って実は大変なんです」

皆様は、「ナビゲーション」を活用したことはありますか?

例えばスマートフォンのナビゲーションアプリや、カーナビゲーションなど。私は主に休日、車で外出をする事が多いので、よく「カーナビゲーション(以降、カーナビ)」を使用します。

皆様もご存知の通り、目的地を設定してルートの検索をすれば、現在地から目的地までの最適なルートが表示される優れモノです。

また、カーナビによってはルートを検索した時、複数パターンのルートが表示されますよね。

例えば、
・カーナビのおすすめ
・短距離で移動できる
・早い時間で移動できる
・エコドライブ、等々。

では、この様々なルートはどのような基準で結果が出てくるのでしょうか。

条件はカーナビ毎に異なりますが、例えば「距離が短いルート」を選択した場合、確かに最短距離で移動ができますが、時間は考慮しませんし、状況によっては渋滞や事故で更に時間がかかるケースもあります。

私たちは、「検索されたルートが本当に正しいか」を、実際に本当の道路やその時の交通状況で検証・確認をしています。

ですので、同じ出発地や目的地を設定しても、道路状況によって前回の結果と今回の結果が一部、もしくは全く異なる場合があるのです。

また、カーナビのアップデート等の定期的なテストを行う場合、改めて「実際の道路でカーナビを動かしてみる」テストを行います。

この検証は、アップデート前とアップデート後で、「表示されるルートや検索結果に差異がないか」ですとか、「もし道路状況が変わっていた場合、その情報がカーナビに正しく反映されているか」等の確認になります。

もし工事等で道路状況が変わっていて、その情報がカーナビに反映されていない(例えば前の道路の情報が反映されていた)場合は、実際に別のルートを探して確認をします。

このカーナビのテストは他にも、「渋滞を回避したルートが表示されるか」「時間や時期によって、通行止めとなるルートがある場合、そのルートは利用せずに検索されるか」等々、さまざまな状況を考慮した条件で検証をします。

工事・事故・渋滞等、さまざまな状況を考慮したルートを探しだす事は非常に大変ですが、これらもユーザーが実際に遭遇することが十分にあり得る状況ですので、「ユーザー目線の品質」を確保する為に1つ1つ、丁寧に確認する必要があります。

尚、通常のソフトウェアテストに関してはユーザー目線のテストであっても、まず最初は仮想環境を使用してテストをする場合が多いのですが、

カーナビ等のナビゲーションのテストに関しては最初からほぼ本番環境で行う為、(個人的な意見で非常に申し訳ないのですが)私自身も道路状況の変化に気づかされたり、とても楽しみながらテストを行なっています。

時間があれば時々ルートの検索をしてみてはいかがでしょうか。

自宅から最寄駅までの時間・距離・おすすめなど、さまざまな条件を入力して・・・

きっと意外な発見があるかもしれません。

QMO(Quality Management Officer): 石井 裕晃

▼QMO石井の紹介記事はQaaS通信(vol/04)をご覧ください!▼

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以上、【Qコラ〜ナビゲーションの検証って実は大変なんです〜(Vol/06)】でした。

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