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Qコラ 〜アジャイル開発におけるQA〜(Vol/05)

2017.09.08
QaaS通信

こんにちは、LinQ実行委員会です。

弊社のQMOから、お客様のより良い製品開発に役立てて頂けるよう、「ソフトウェアテストの手法」や、「品質向上の為のノウハウ」を、毎月第2金曜日にウェブサイト限定のコンテンツとしてお届け致します。

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第5回目「アジャイル開発におけるQA」

アジャイル開発におけるQA(Quality Assurance:品質保証)では何が必要となるでしょう?

代表的なアジャイル開発の手法には、スクラムやエクストリーム・プログラミング (XP) などがあります。

ここではそれらの具体的な内容については触れませんが、そもそもアジャイル開発のアジャイル(agile)とは?

agile – agility 機敏、俊敏、軽快さであり
quick – quickness 速さ、迅速、敏捷のことではない

スポーツ(球技)で例えるなら

– (サッカーの)フォワード(FW)のドリブル切り替えしがキレキレだ!
– (ラグビーの)ウィング(WTB)が踏むステップがキレキレだね!
– (アメフトの)ランニングバック(RB)が切るカットバックがキレキレ!

このキレキレの方向転換の部分がアジャイルになります。(余計分かりにくくなったらすみません)

※テスト(検証)を担当する我々は、その変化に対応するディフェンス(DF)なのでしょう。

つまり、アジャイル開発とは、変化を受け入れ、変更に適応していくことになります。

では、我々テストエンジニアは、この変更に適応しながら、いかに品質を担保していけば良いのか?

アジャイル開発では通常、リスク駆動、クライアント駆動のアプローチが採用されることになるので、自然とリスクベースドテストと要件ベースドテストのテスト戦略が選ばれることになるでしょう。

その他のどのテスト戦略を組み合わせるかは、ケースバイケースで、それぞれのプロダクト(プロジェクト)の性質によってまちまちでしょう。

私は下記の3つに注目します。

1. 要求仕様の明確度合い
2. 変更の頻度(これまでの実績)
3. 再利用性(これからの予測)

1が比較的高く2も3もそれなりとなれば、テスト駆動開発(テストファースト)というのが有効な手段の一つとなるでしょう。

逆に1が低い場合、テストファーストはコスト面を考えると有効とは言い難く、探索的テストをメインとした方が良いかもしれません。

また当然、一旦選択したテスト戦略についても、日々変化し続ける市場、それに伴い変更される要求によりそのテストプロセスの改善が求められます。

それには、それぞれの立場(現場主導)でボトムアップ的に進められるTPI NEXTという改善モデルが相性良いように思えます。

そして、プロダクトの品質を維持するためには、これらの変更要求に対するリスクアセスメントが重要になります。

その変更リスクをどう評価するか?場合によっては、バグを修正しないという選択肢もあることでしょう。

お客様からこう言われたから、仕様書にこう書かれているからではなく、お客様のビジネスのゴール(目的)を見据え、自分はこう考えた(考える)という主体性。

他人事を自分事と捉える姿勢。

アジャイル開発の品質保証(QA)には、このオーナーシップが最も必要な要素になるのではないでしょうか。

QMO(Quality Management Officer): 吉井 高広

▼QMO吉井の紹介記事はQaaS通信(vol/06)をご覧ください!▼

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以上、【Qコラ〜アジャイル開発におけるQA〜(Vol/05)】でした。

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